徳島大学

学生からのメッセージ

  学部 総合科学部
学科 社会総合科学科
名前 稲垣 海里 さん
学年 4年

(専門分野・研究内容等について)
公共政策コースに所属しており、憲法や民法などの法律や、経済、経営学などの社会と密接に繋がっている分野を幅広く学んでいます。ゼミナールでは行政法という分野を研究しています。

(将来の職業について)
将来は地方公務員として地元の県庁で働きます。
具体的には〝一般事務職〟という職種で、県内の産業や観光、福祉など幅広い分野に関する仕事を行います。また県庁では、市役所ではできない大きな事業や、市と市を調整する仕事などを行っています。

(職業を決定する過程において,具体的に考え取り組んだこと)
私は将来を考えるにあたり、自分にとって譲れないものは何かを考えました。その結果、昔からの思い出があって家族がいる地元で働きたいと思ったため、地元で働けて地域に密着した仕事を探しました。

(就職活動において苦労したことなど)
面接で、今までで最大の挫折経験や辛かったことを聞かれた時、心から伝えたいと思えるエピソードを見つけることができなかったことです。高校生の頃から失敗を恐れず、色んな経験をすることが大切だと強く思いました。

(高校生へのアドバイスについて)
何事も諦めないことと、何でも悩みすぎないことが大切です。私自身、大学では学部や部活の友人に恵まれ幸せな毎日を送っていますが、今ここでこう思えるのは高校時代に目の前のことを頑張ってきた過去があるからだと思います。一方で、どこの進路に進んでも思わぬ素晴らしい出会いがあることも事実です。ここしかないという進路や人生はないと心に留め、前向きに学生生活を送ってください。

 

学部

生物資源産業学部
学科 生物資源産業学科
名前 髙橋 玄 さん
学年 4年

(専門分野・研究内容等について)
普段スーパーやコンビニでよく見る機能性食品などに含まれる、食べたものや飲んだもので健康を作り出す、守る成分について研究しています。例えばその成分を口にしてからどのくらいで体内の臓器に運ばれるのか、どのくらいの期間、体内の各臓器に入っているのかを実験用のマウスを用いて実験を行っています。

(将来の職業について)
私は食品メーカーに内定が決まっています。食品メーカーを志望した理由として「未だ世界にないモノや価値をこの手で広げ、笑顔広がる世界を作りたい、笑顔の開拓者になりたい」という夢があったからです。その中で食というのは、人間にとって必要不可欠な存在です。私自身も笑顔のために必要不可欠な存在になることが夢を叶えるために必要なことだと感じ、食と何か結びつくものがあると考え、食品メーカーで夢を叶えたいなと思い志望しました。また、私が大学で、食品が生み出す健康という機能性食品の分野を学んでおり、そこで食の可能性というものを感じ、可能性をいかす仕事がしたいと思い志望しました。

(職業を決定する過程において,具体的に考え取り組んだこと)
まず自分がどのような人間で、働くうえで何を大切にしていきたいのか、どの環境下で働くのが自分に合っているかを知ることが必要だと感じました。それがいわゆる「自己分析」に繋がり、「自己分析」があっての「企業選び」だと考えます。そうすれば企業の理念や方向性、働く環境、雰囲気とのマッチがしやすくなり、内定をもらってから最終的に企業を選ぶ際に後悔することなく大きな決断ができると考えます。また、自分の夢やなぜその企業で働きたいのかといった原点を大切にすることも大事だと感じました。

(就職活動において苦労したことなど)
地方の学生ということで、関西や関東などの都市部の学生より就活のスピード感が遅いため、追いつき追い越すために努力しました。例えば、私の地元が関西なので、就職した地元の友達や先輩にとにかく声をかけ、ESの添削や、業界や企業の特徴など就活の経験談を聞き、情報戦に負けないようにしました。

(高校生へのアドバイスについて)
部活、勉学、その他に自分が熱中できることをとにかく全力でやり切ること、大小問わず、目標を立て、積極的にチャレンジすることを大事にしてください。「チャレンジの継続は自信へと変わる」きっとチャレンジを恐れず、自分に打ち克つことを高校生の頃にできれば、必ず大きな自信を胸に堂々と社会へ一歩踏み出すことができるはずです。