徳島文理大学

令和4年度就職活動を終えた学生からのメッセージ

  学部 香川薬学部 
学科 薬学部 
学年 6年
名前 磯崎 伊織

(専門分野・研究内容等について)
 TAL2というタンパク質の機能を解析するために、TAL2と相互作用するタンパク質の探索・同定を行い、見つかったタンパク質を分子生物学的に解析する研究に従事していました。

(将来の職業について)
 薬剤師の業務は時代の変化とともに変化しています。そのため何事にも臨機応変に対応し、自分の発言・行動に誇りが持てる薬剤師になりたいと思います。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 5年次での実務実習を通して、薬局・病院それぞれの特徴を知ったうえで、自己分析を行いました。その中で何を最優先にしたいかを考え決めました。

(就職活動において苦労したこと)
 コロナ禍ということもありインターンシップなどが基本オンラインであったため、職場の雰囲気などを身近に感じることができなかったこと。面接が近づくにつれて精神的不安を解消するのに苦労しました。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 薬学部は6年間という長い期間勉強することになります。そのため部活動・勉強など小さいことからでいいので目標を決め、コツコツ努力することを大切にしてください。また、高校生活を送れるのは今だけなので悔いの残らない学生生活を送ってください。

  学部 人間生活学部
学科 児童学科
学年 4年
名前 重友 希良里

(専門分野・研究内容等について)
 小学校教諭免許取得を志望し、当大学児童学科に進学し、主として小学校教員になるための専門的な教育について学びました。専門ゼミナールでの研究内容は、情報教育です。

(将来の職業について)
 小学校教員として、児童の学習指導や健やかな成長のサポートをしていきます。また、教育公務員であるという自覚と責任感を持ち、組織の一員として学校運営にも積極的に携わっていきたいと思います。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 小学校教員を志したきっかけは恩師の影響ですが、単に憧れだけでなく、小学校での学習支援ボランティアにも早い時期から取り組みました。ボランティアや教育実習で多くの子供と関わる中で、子供の笑顔を作ることができる教員という職業に一層魅力を感じることができました。

(就職活動において苦労したこと)
 就職活動において苦労したことは次の3つです。
 ・長時間にわたる試験対策を継続すること
 ・効率よく時間を使うこと
 ・モチベーションを維持すること

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 多くの人と関わり、コミュニケーション能力を身につけておくと良いです。また、何事にも挑戦し、やると決めたことには一生懸命に取り組むことが大切です。一生懸命に取り組んでいると、周りの人が支えてくださり、成長できます。感謝の気持ちを忘れずに、夢に向かって頑張ってください。

  学部 保健福祉学部 
学科 理学療法学科 
学年 4年
名前 衣川 柊太朗

(専門分野・研究内容等について)
 私は解剖学・生理学・運動学といった基礎分野の他、疾患や障害、障害に対する治療などの専門分野を学んでいます。卒業研究は「精神的なストレス負荷がバランスに関わる足趾把持筋力に与える影響」について行いました。

(将来の職業について)
 私は将来、理学療法士になるために現在も勉学に励んでいます。みなさんはいろいろなことに興味を持って、気になった分野を調べたり、自分自身の将来像を浮かべてみたりするといいと思います

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 私は、祖父の入院をきっかけにこの職業に興味をもちました。自分自身の将来像を明確にするために、その職種について詳しく調べ、大学のオープンキャンパスにも積極的に参加し、決定するまでに至りました。

(就職活動において苦労したこと)
 就職活動では特に専門試験の勉強と面接に苦労しました。明確な試験範囲が示されていないため全分野をまんべんなく対策するようにしました。就職活動は早め早めの対策や先生方との報告・相談・連絡が重要です。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 高校のうちから何事にも積極的に行動するよう心掛けるべきだと思います。ボランティアや部活動、勉学やバイトなど、より多くの経験がのちに生きてきます。将来何になるか悩んでいる学生や目標がすでにある学生も将来の選択肢を増やせるように高校3年間という期間を大事に過ごしてください。

  学部 総合政策学部
学科 総合政策学科 
学年 4年
名前 植田 真以

(専門分野・研究内容等について)
 私は総合政策学部で社会課題の解決に取り組むことができるように、社会科学を幅広く学びました。研究では「賃金に対する経営者の意識」について調べました。その中で、従業員への賃金ケアの意識について全国各地の企業の皆様にアンケートへの回答をしていただきました。

(将来の職業について)
 私は地元の企業活動を支えることのできる地方銀行に就職します。大学二年生の時にビジネスプラン道場に参加した経験から、資金の重要性について実感し、地元の中小企業を経営面から支えたいと思い、地方銀行へ就職を志しました。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 私は、就職活動を始めるのが遅く、企業説明会のみ参加し決定しましたが、女性が活躍して取り組むことができるかどうかを重視して企業について色々と調べました。

(就職活動において苦労したこと)
 将来したいことが明確であっても、それを実現するうえで、どうしてこの企業を選んだのか熱意をもって、具体的に伝えるにはどうすれば良いのかを考えることに苦労しました。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 自己分析も大切ですが、他己分析をしてもらい、より自己理解を深めることが大切です。自分では気づけなかった部分に気づけます。また、行動力を身につけておくといいと思います。就職活動は、自分自身が行動を起こさないと始まりません。普段から今できることはすぐにする習慣を身につけるといいと思います。

  学部 理工学部
学科 ナノ物質工学科
学年 4年
名前 KH

(専門分野・研究内容等について)
 大学ではバイオテクノロジーとナノテクノロジーをはじめ、生物・化学系の科目を主に学んでいます。卒業研究では、「大腸菌の増殖を抑制する新規技術の開発」に関する研究を行っています。

(将来の職業について)
 高校生の頃から生物と化学が得意だったので、漠然と生き物や薬品を扱う職に就きたいと思っていました。就職活動が本格化した3年生の初めには、自分の得意分野である化学を活かして『化学メーカーの技術者』として働くと決意し、化学メーカーに絞って就職活動を行い、その夢が叶いました。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 化学系のメーカーであれば、国家資格である危険物取扱者甲種資格を持っていた方が就職活動に有利だと知り、毎日時間を決めて、資格取得の勉強に取り組みました。大学の講義とも関連が深かったことや、学科内のサポート体制も充実していたので、4年生の6月に資格を取得することができました。

(就職活動において苦労したこと)
 自己アピールがあまり得意ではなかったので、自分の考えや思いを相手に伝えることに少し苦労しました。自己分析をしっかりと行い、セミナーや就職支援課でのサポートを受けて克服することができました。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 将来の夢を実現するため、『諦めずに努力を続ける力』をつけておくことが大切だと思います。まずは、10年後・20年後の理想の生活を想像して、具体的な将来の夢を持ってください。 

  学部 文学部
学科 文化財学科
学年 4年
名前 谷口 綾

(専門分野・研究内容等について)
 専攻分野は史料学で、古文書や過去の文献から中近世の歴史についての勉強をしています。卒業研究の内容は「中世の阿波海部地域における地域支配について」です。

(将来の職業について)
 私が就職した企業は大黒天物産株式会社というラムー、ディオを経営している会社です。将来は商品開発やエリアマネージャー、店舗開発の仕事に携わりたいと考えています。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 自分がどういった職業に向いているのか、どういった仕事をしたいのかを知るため自分が元々興味のあった職種だけでなく見たことも聞いたこともないような職種の企業への説明会にも何度も参加し企業研究を重ねました。

(就職活動において苦労したこと)
 就職活動において最も苦労したことは自己分析です。面接で自身のことを相手に知ってもらうために自分がどういうことに力を入れてきたのか、自身の長所や短所の分析を行うことが大変でした。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 歴史を探究したいという思いが大切です。歴史の知識は高校生の間に学ぶことができるものを身に付けていれば大丈夫です。それから古文書に興味がある人は漢文を読めるようになっていればよりいいと思います。

  学部 短期大学部
学科 商科
学年 2年
名前 KK

(専門分野・研究内容等について)
 商科では簿記やパソコン、ビジネスマナー等の実務スキルを身につけました。また、経済学や商業学などの社会科学系科目をはじめ、私たちの取り巻く経済環境について理解を深めています。

(将来の職業について)
 ハイブランド車を正規ディーラーとして、多く取り扱っている会社に内定をいただきました。ずっと憧れていた神戸で、事務職として頑張ります。

(職業を決定する過程において、具体的に考え取り組んだこと)
 1年生の夏休みからインターンシップに参加し、3月からは本格的に就職活動を始めました。担任の先生にエントリーシートの添削や面接練習を、自分が納得するまで行ってもらいました。

(就職活動において苦労したこと)
 最終面接まで残った会社が結果的に不合格になったり、他の志望先では内定取消になりました。しかし、その都度先生に相談し、一緒に受験先を探してくれ乗り越えることができました。

(高校生の間に身に付けておく必要があると感じる資質・能力など、高校生へのアドバイスについて)
 自分の意見を、相手に伝える練習をしておくといいと思います。その時は、メモをし「書くこと」が大切だと思います。頑張ってください。